AyaminGo

秋田の囲碁インストラクターが綴る囲碁・日常ブログ

同じテーマの講義を繰り返す理由

こんにちは!

囲碁インストラクターのAYAMIです。

 

「先生、講義のネタって切れたりしませんか?」

 

本日の「おとな教室」での一幕。(木曜日は対面でおとな教室をやっています)

教室では毎回、講義資料をお渡ししているのですが、それを復習しながらそう思ったそうです。

 

よくぞ聞いてくださいました。

 

講義のネタは普通に切れます(笑)

 

例えば、上記のおとな教室は9級~初段を目指す方向けに開講していますが(さらに現在は上級の方のみが在籍)、その棋力帯で身につけていただきたい知識って、ある程度決まっているんですよね。

しかもありがたいことに、うちは長く通ってくださっている方が多いので、どうしてもダブらないようにするのは難しい。

 

なので、自分から積極的に公言はしませんが、講義のテーマは「おとな教室」も「こども教室」もグルグル回っています。(ついでに宿題などのプリントの問題も)

 

ただし、ネタが切れるからというだけで同じ講義をくり返しているわけではありません。

知識を定着させるために敢えてくり返している側面もあります。

 

正直、一回講義を聞いただけで1から10まで覚える方はそんなにいません。

私も定石や最新の打ち方を一回見ただけでは覚えられないです。なんなら2回、3回見ても覚えられません(笑)

 

定期的に同じテーマの講義をすることで「前、そういえばこれやったな」と思い出していただいて、さらに前回は習得できなかったことを1つでも覚えていただけたらいいなという気持ちでくり返しています。

 

もちろん全く同じ内容でやるとつまらないと思うので、図はなるべく変えるようにしていますし、内容もその都度アップデートさせています。

特に布石や定石は、評価が変わっていきますしね。

 

というお話を教室でさせていただいた次第でした。

 

もしもこのブログを読んでくださった方で、教室通いをしていて上記のようなことに遭遇したら、決してネタ切れだけでテーマが使い回されているわけではないと思いながら講義を聞いてくださればと思います(^_^;)

 

 

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