AyaminGo

秋田の囲碁インストラクターが綴る囲碁・日常ブログ

「棋道web」の初読みの感想

本日より「週刊碁」に代わる囲碁メディア「棋道web」がスタートしましたね。

nihonkiin.net

 

こちらはnoteというコンテンツ発信プラットホームを使ったサイトです。

 

15時30分時点、週刊碁でもずっと連載されていた「ベスポジを探せ」と「碁界の礎百人」の2つの記事がアップされています。

後ほど、棋戦情報(手合い戦績や予定)も更新されるようです。

 

内容云々よりレイアウト的な観点で週刊碁との比較を書いてみます。

 

 

ベスポジを探せ

 

紙面時代は1ページに9問が掲載されていたベスポジ。

棋道webでは毎日1問が出題されるそうです。

 

週刊碁のときは毎月約36問(平均で月4回発行の計算)に対して、棋道webは30~31問になるので問題数は若干少なくなりますが、スペースの制約がなくなったおかげで早速、WEBメディアの利点を発揮しています。

 

それが正解図と失敗図、および簡単な解説がつくようになったこと。

 

紙面の頃は下に座標と囲碁用語で解答がついていただけですが、棋道webではその辺りが少し豪華になりました。

 

毎日1問出題されるというのも、コツコツと囲碁を勉強される方には良いコンテンツになりそうですね。

 

詰碁を出題する「上達ハイウェー」も引き続き連載の予定があるそうなので、こちらの更新も楽しみです。

 

碁界の礎百人

 

実は、週刊碁に載っていた頃はあまり読んでいなかった記事(汗)

ただ、Webメディアは手軽に読めるので、今まで読んでいなかった記事も目を通す率が上がりそうという点で既に利点を発揮しているかもです。

 

こちらは文章と棋譜が掲載されていましたが、棋譜のビューアの立ち上げがワンクリックでいいのが楽です。

紙面にもビューア起動用のQRコードがついていましたが、手間が少ないほうがいいに決まっています(笑)

 

それとパソコンでビューアを開くと、次の一手当て機能もありました。(スマホはたぶんない模様)

棋譜も印刷できるようなので、プリンターさえあれば碁盤に並べる派も困らなさそうです。

 

デメリットがあるとすれば、棋譜と参考図を並べて見られないことくらいでしょうか。

縦スクロールなので仕方がありませんが、並行して見たい方は少し不便かもしれません。

 

ちなみに手元にあった週刊碁で確かめたところ、こちらの連載は、紙面のときは棋譜しか載っていなかったようなので、参考図が載るようになったのはベスポジ同様に進化した部分といえそうです。

 

感想まとめ

 

まだ2つの記事しか読んでいないので総合的には何ともいえませんが「これはこれで良さそう」というのが第一の感想ですね。

 

推し棋士の記事や自分(または親族・友人など)が出た大会の記事を紙媒体で保存できなくなったのは残念な方も多いでしょうが、情報収集や上達お役立ちコンテンツとして利用する分には利便性が上がりそうな感じはあります。

 

課金も目的に合わせてできるようになってますし。

・ 1記事……110円(無料記事もあり)

・ 一週間単位のマガジン……550円

・ 月単位の定期購読……1,540円

 

とりあえず9月中は全ての記事を無料で読めるそうなので、どんな感じで配信されるのかを見てから課金方法を考えたいですね。

 

また無料期間が終わった頃に感想でも書こうかと思います。(今度はnoteに書くかも)

 

 

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